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加茂花菖蒲園に行ってきた

菖蒲が満開とのことだったので静岡県の掛川にある「加茂花菖蒲園」へ撮影に行ってきた。

 

場所は4月に開業した新東名高速道路の「森掛川IC」を下りて車で約10分のところ。


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鉄道では掛川駅から天浜線 (天竜浜名湖鉄道) で約17分の「原田駅」から徒歩で約1.5km。

 

周りは山や田畑に囲まれた自然豊かなところで、近くには原野谷川が流れている。

田んぼの奥に見えている白い壁が加茂花菖蒲園の敷地だ。

入口は正面の門ではなく左のほうから入る。

門の先には花菖蒲園が見えている。

駐車場はそれなりに広いので余裕を持って駐車できた。

加茂花菖蒲園の入口。お土産売り場も併設されている。

お土産売り場の先には広々とした花菖蒲園が広がっている。

ちょうど見頃だったようでどの花も満開だ。

奥に見えているのは加茂荘の蔵。花菖蒲越しに見ると風情があってよい。

ここで「菖蒲」について。

去年 潮来のあやめ祭り (そのうち記事を書く予定) に行って来たわけだが、相変わらず「ショウブ」と「アヤメ」と「カキツバタ」の違いがよくわかっていなかったのでザックリと調べてみた。

そもそも「ショウブ」と一言で言っても「ハナショウブ」と「ショウブ」があるようだ。

見分けるポイントは、

  • 「ハナショウブ」は花弁が黄色で葉の主脈がハッキリしている。
  • 「アヤメ」は花弁が網目模様で葉はハナショウブより細めで主脈が目立たない。
  • 「カキツバタ」は花弁が白色で葉はハナショウブより太めで主脈が目立たない。
  • 「ショウブ」は根元のほうに茎と似たような色の小さな花が目立たなく咲くだけでハナショウブのような大きな花は咲かず、葉の形や大きさはハナショウブとほとんど変わらないが独特のニオイがする。他の3種類がアヤメ科なのに対してショウブはサトイモ科。

というような違いがあるようだ。4種類の違いを紹介したが、厳密には200以上の種類があるそうで、それを見分けるとなるとかなり難しそうだ。

ちなみに「ショウブ」も「アヤメ」も漢字で書くと両方とも「菖蒲」となるので余計に紛らわしい。5月5日の「端午の節句」でお風呂に入れるのはもちろんニオイのある「ショウブ」。

なのでこれは花弁が黄色く、葉の主脈がハッキリしているので「ハナショウブ」だ。

事前の予習が少し役に立ったところで園内を散策していると蓮池が広がっていた。

まだ7割ほどがつぼみだったので早朝に来れば独特の花が開く音が楽しめそうだ。

他にもここではオリジナルのアジサイを多数開発しており、珍しい形のアジサイがたくさん咲いていた。

これは「ギャラクシー」というオリジナル品種。

八重の手まり咲きで多くの花がギッシリと詰まって咲いていてキレイだ。

こちらもオリジナル品種の「ロンド」。

丸弁の八重で、中央のあたりに山アジサイの面影が色濃く残っている。

他にも様々な種類のアジサイが咲いていたが、全部は紹介しきれないので続きは公式サイトへ。

オリジナル品種の通信販売もやっているようなので、気に入ったものがあったら注文してみるとよいだろう。

アジサイは草ではなく木なので丈夫で育てやすく、何十年にも渡って花が咲くので毎年6月がきっと楽しみになるはずだ。

 

一通り花菖蒲園をまわったところで、奥にある加茂荘に行ってみる。

こちらは桃山時代から続く加茂家の邸宅で、入口の長屋門は江戸中期の約240年前からあるんだとか。

門を潜ると大きなお屋敷が見えた。

中に入ったところ。座敷に上がるには別に500円必要だが、土間を通るだけなら無料だ。

土間の横は広間になっている。

土間の傍らにある竃はいまでも現役で使われていた。これで炊く飯はさぞかしおいしいのだろう。

近くには餅つき用の杵と臼も。味があってよい。

座敷の入口には現在放送中のテレビアニメ「氷菓」に出てくる千反田さんのイラストが飾ってあった。(公式ブログによると、執筆時点でもう1枚増えたようだ)

残念ながらこの日は売り切れてしまっていたが、1日10食限定で「氷菓」に出てくるおにぎりも実際にここで食べることができる。

この加茂荘は「氷菓」の第4話で千反田家として登場している。座敷に入ってすぐのところに作中にも出てきた矛が飾られていた。

この絵もほぼ同じだ。

廊下は作中ほど長くない。

折木たちが通された部屋。奥の絵や違い棚も作中のままだ。

反対の視点から。この独特なデザインの机は真ん中が火鉢になっており、その上にガラスを乗せてあった。また、屋敷内に数脚同じ机があり、一部はガラスが外されて火鉢として使えるようになっていた。

屋敷の中は迷路のように廊下が入り組んでいて、気が付いたら同じところをもう1周してしまっていた。

広間のほうに戻ってきて中庭を見る。池では鯉と鴨がのんびりと暮らしていた。

庭を眺めていたら従業員の方がお茶を入れてくれた。掛川茶だそうで渋みはほとんどなく、むしろ甘みを感じるほどで非常に美味しい。

屋敷の裏から外に出ると竹林が広がっている。

多少のアップダウンがあってどこに出るのかと思ったらさっきの花菖蒲園の端だ。

花菖蒲園の横には温室も併設されていて、中には色鮮やかな花がたくさん育生していた。

中ではソフトクリームやドリンクが売っているので、花のニオイを楽しみながらのんびりと過ごせる。

さっきのオリジナル品種のアジサイはここで売っていたので、家族へのお土産に「ティンカーベル」という白の覆輪がキレイなやつを買ってみた。

意表をつかれたのがフクロウの展示だ。

剥製ではなくちゃんと生きたフクロウ。首がすごく回るので首の骨が折れないか心配になってしまうほど。

こちらはミミズクだろうか。この時点で閉園まで5分を切っていたのでゆっくり見ていられなかったのが心残りだ。

東京から掛川は近くはなかったが、新東名のおかげで高速を下りたあとが近くてラクだった。

すごい本数の花菖蒲を楽しめたし、珍しい品種のアジサイや加茂荘も見られて満足したが、次に来る時はぜひとも氷菓おにぎりを食べてみたいものだ。

 

おまけでちょうど運転日だったので、少し遠回りになるが菊川の茶畑ポイントに来てみた。

加茂花菖蒲園からは20分くらいで着くだろうと踏んでいたのだが、なんだかんだで30分ちょっとかかってしまい、撮影ポイントに着いたのは3分前を走る「のぞみ130号」が通過する頃だった。

崖上の撮影ポイントには先客が5人いたので、間に入らせてもらってアングルを考えているうち、トンネルの向こうから黄色い車体が走ってきてしまった。

慌ててシャッターを切るも、バランスの悪い微妙な構図になってしまったのと、ノーズ部分が白飛びというなんとも締まりのない1枚に…。しかもシャッタースピードが遅くて被写体ブレも。。

ここからドクターイエローを撮るのは初めてだったので、またいつか再チャレンジするとしよう。

菊川まで来てしまうと従来の東名高速のほうが近いので菊川ICから乗って帰路に就いた。

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