下手の物好き

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閉店ラッシュの吉祥寺

2月から3月にかけて吉祥寺の顔ともいえる店が次々に閉店となる。

まず2/28に雑貨から模型まで幅広い品揃えで人気だったユザワヤ吉祥寺店が閉店となった。

JRのホームからもよく見える好立地に建っていた。

昔は吉祥寺エコービルという名前だったが、駅前という好立地にも関わらず周辺からのアクセスは意外に悪く、さらにテナントと賃料を巡ってトラブルになって次々に撤退し、10年以上に渡ってテナントが全く入っておらず地元から「幽霊ビル」と呼ばれていたほどだった。

1996年に全フロアにユザワヤが入ってようやくビルに活気が戻った。ユザワヤの中でも最大面積の店舗ということもあって品揃えがとにかく豊富で文具やNゲージを買うときは本当によくお世話になった。

屋上のラジコンサーキットも人気が高く、平日休日関係なく常にモーター音が響き渡っていた。

2004年にB1Fに啓文堂が入って若干店舗面積が減ったがそれでも多くの品揃えは変わらなかった。またこの年にビルを京王電鉄が買い取ってビルの名前も京王吉祥寺駅ビルに変わった。

また、吉祥寺店のシンボルといえばこのひつじ時計。毎時00分になると音楽とともにひつじが編み物をする動きをしていた。開店当時は大きな音で音楽が鳴っていたが、付近から苦情がきたのかあるときを境に周りの騒音でほとんど聞こえなくなるほど小さな音になっていた。

JR南口改札と京王改札側にも入口があり、休日ともなれば人が途切れることなくここを出入りしていた。

最終日は新型インフルにかかっていて足を運べなかったのが悔やまれる。14年間ありがとう。

今回の閉店はこのビルが1970年で築40年ということで老朽化が激しく建て替えが決まったことによるもので吉祥寺からの撤退ではなく、4/2からは近くの丸井の7・8Fを間借りする形で吉祥寺丸井店として再開する予定になっている。ただし売り場面積が狭まる分、取り扱われる商品数も減るのでこれまで通りの買い物ができるか心配だ。

また2014年に新しい京王吉祥寺駅ビルが完成したら中~高層階に再出店するとのことなのでそっちも楽しみだ。

次に昨日閉店となったのが伊勢丹吉祥寺店だ。

1960年代にデパートを誘致して吉祥寺の再開発をする際に出店が決まって1971年にオープンした。

しかしここ最近は安い店に客を奪われ続けて売り上げが低迷して、2006年に外装などリニューアルしたものの不況の影響を受けたこともあって効果は薄く、去年5月についに吉祥寺撤退が決まった。

去年10月頃からは閉店に向けて感謝セールが始まり、今年1月からは閉店セールが始まった。

最終日となった昨日は日曜ということもあって終日多くの人で賑わっていた。

店内も人で溢れ、1Fの会計列は売り場の3ブース分を潰してようやく収まるほどの長蛇の列になっていた。

そしてついに19時となって最後の営業を終えた。

閉店後は最後を見届けようという人で入口付近は大混雑し、身動きも取れないほどのところにさらに次々と人がなだれ込んでくる状態に。前のほうで報道陣も待機しているのが見える。

少しでも近づけないかと左右のわき道から接近を試みるもこの有様。

左からのわき道から接近を試みたところで閉店セレモニーが始まってしまったのでここから見届けることにした。

みんなが見守る中、19:10頃から店長の挨拶が始まった。

そして19:15に店長の挨拶が終わるとともに蛍の光が流れてあっという間に正面入口のシャッターが閉まって行った。周りからは「ありがとう」という言葉とともに拍手が湧き起こっていた。

シャッターが完全に閉まりきった途端に一気に人が散って行って5分もしないうちにいつもの閉店時刻を過ぎた伊勢丹前に戻っていた。

一度ここを離れて1時間くらいしてから戻ってきたらちょうど新館のシールを剥がしている作業中で、正面入口のシャッターにあったISETANの文字はすでに撤去済みだった。

閉店セールのシールを剥がす関係でちょうど一旦シャッターが開けらて、店内で店員たちが売り場をバックに集合写真を撮るなどしているのが垣間見えた。

38年間お疲れさまでした。

このビルには今年の10月にはH&Mなどいくつかの新しいテナントが入ることが決まっている。

最後は吉祥寺駅の駅ビルであるロンロンだ。

これは閉店ではなくアトレに名前が変わるだけではあるのだが、1969年から続いてきたロンロンの名前がなくなってしまうのに加えて独自のポイントカードであったロンロンカードも1年間の猶予期間を経て廃止となってしまう。

それにアトレはJR東日本がここ数年で様々な駅に展開していて、ロンロンという独自の名称じゃなくなることで他との差別感がなくなるとともにいまの時点で聞く話じゃ他の駅のアトレとそんなに変わらないらしいから個性がなくなってしまうのが残念だ。

本館2Fは去年9月に全店閉店となってリニューアル工事が始まって4月に第1期オープン、1FとB1Fとエキサイト館は3月末で閉店となって秋の第2期オープンとなる予定でそこでグランドオープンとなる予定だ。

ユザワヤと伊勢丹という吉祥寺の顔がなくなるのと全く同時期にリニューアルのためとはいえ大規模閉店しているのは地元の不動産屋などでたまに話題になる吉祥寺が廃れてきた説を助長しかねないこともあってなんとなくタイミングが悪かった気がしなくもない。

まぁ時代の流れなのだから仕方のないことではあるのだが新しい吉祥寺がこれまでのように栄え続けてくれれば幸いだ。

最後に201系が3/13のダイヤ改正で予備編成扱いになったことで、もう見れることがほとんどなくなったであろう去りゆくものたちの集合写真。

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2件のコメント

  1. ジョウジのまさ

    吉祥寺生まれの 僕は ユザワヤをよく知りません!

  2. aaa

    はじめまして、こんにちは。
    現在大学生で、授業の一環で街の再開発について調べています。
    旧京王ビルの写真を使用させていただきたいのですがよろしいでしょうか?
    写真は授業の発表の際しか使用しません。

記事へのコメント