下手の物好き

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東京スカイツリーに上ってきた その1

5/22(火)に「東京スカイツリータウン」が開業し、最初の日曜となった今日、混雑覚悟で行ってきた。

地下鉄の「押上駅」は開業日に合わせて<スカイツリー前>の副駅名が導入され、東武線の「とうきょうスカイツリー駅」とともに東京スカイツリータウンへの玄関口の役割を担う。

1年前くらいに建造途中の東京スカイツリーを見に来たときは駅前の工事の真っ最中で、このB3出口も工事用の囲いに覆われていたが、すっかりキレイになっていた。

天望デッキへの入場は7/10まで完全予約制となっている。それまで当日券の販売はないので、予約票を持たずに行っても上がることはできない。

周辺の通路の木に貼り付けられていた野良サイン。確かに屋外での駅への動線はサインが少なくて多少わかりづらい。

東京スカイツリーの袂に同時開業した「東京ソラマチ」は予約を必要としないので、周辺は多くの人で賑わっていた。

押上駅に着いたのが15時頃だったので入場規制は解除されていたが、建物への入口は各フロア1カ所に限定されていて、入場するまでに5分ほどかかった。

中に入るとどこの通路も人で溢れ返っていて、数分いただけでも人酔いしてしまいそうなくらいだった。

東京スカイツリータウン限定の「東京ばな奈ツリー」は多くの人が買い求めて列を作っていた。

 

634mへ

東京ソラマチへはいつでも来られるので早々に退出して東京スカイツリーへ。

近くで見るとその大きさにただ圧倒されるばかりだ。

ただ東京タワーと比べると太さがあるせいか、突き抜けるような高さはそれほどに感じられなかった。

タワーの建物4Fに入ってすぐ左のところにチケットカウンターがある。予約票を持っている人はここで入場券と交換することになる。

Webの抽選で当たった人は30分間隔で区切られて入場するようになっているが、東武トラベルにて先着順で販売されたほうは日付けの指定のみで時間は自由となっている。今回は後者のほうで予約票を手に入れた。

15:30になるとWeb予約組の待機列が動き出してしまうので、その直前を狙って行ったのが功を奏して一切並ばずに入ることができた。

エレベーターホールへの入口では手荷物検査があるので、予め準備しておくとスムーズに通過できる。

自動改札は入場券のQRコードを読み取らせて通過するのだが、改札の読み取り部分があまり大きくないのと、感度の設定があまり高くないようで少々煩わしく感じた。

待機列が動き出す前だったのでエレベーターホールには係の人が数人いる程度で、エレベーターに乗るまでの待ち時間は0。

入口となっている4Fと天望デッキを結ぶエレベーター「天望シャトル」は4台あり、それぞれ春夏秋冬をテーマとした内装が施されている。

今回乗ったのは江戸切子で夏をイメージしたものだった。

東京スカイツリー開業当日に東芝のエレベーターのCMが盛んに放映されていたが、最高速度が分速600mと高速でありながらほとんど揺れは感じなかった。加速減速もスムーズで素晴らしい技術力だ。

江戸切子の撮影に夢中になっていたら天望シャトルはあっという間に350mに着いてしまった。上昇中に出ていたであろう「600m/min」の表示を撮ればよかった。

 

東京タワーより高い天望デッキ

約50秒で地上から350mの「天望デッキ」に到着。

眼下にはいままで体験したことのない高さの景色が広がっている。

都心のほうを臨む。ヘリコプターとほぼ同じ高さにいるのがわかる。

都心側はやはり人気があるようで、窓際では多くの人がカメラを構えていた。

天望デッキは地上からの高さを表す「フロア340」、「フロア345」、「フロア350」の三層があり、4Fから上がってくるとフロア350へ到着する。

今度は少し向きを変えて北千住方面を眺める。荒川が真っ直ぐなのに対して、隅田川がクネクネ曲がっているのがよく見える。

さらに別の方向へ。眼下に見える北十間川は東京スカイツリー建設時から川面に反射した「逆さスカイツリー」を撮れるポイントとして有名になっていたところ。完成が近づくにつれて超広角レンズを使わなければ収まりきらなくなっていった。

またタワーの影がクッキリ見えるのも面白い。

こちらは葛西方面。都心方面に比べて高い建物が少ない。望遠レンズを使うと葛西臨海公園の観覧車や、東京ディズニーリゾートにある火山まで見ることができる。

フロア350を一周して再び都心方面。ズームすると東京タワーもこんな感じに見える。

この日は気温が平年より高めだったこともあってモヤがかっているのが残念だ。

下の方に目をやると、雷門付近からいつも見ているアサヒビールのう○こビルが見える。

ビルの下から撮ったことは何度もあったが、このように上から見下ろすのは初めてだ。

その近くには東武伊勢崎線も見える。「スカイツリーライン」という名称はどうもしっくり来ない。

フロア350とフロア340には「スカイツリーカフェ」がある。

ブレてしまって見えづらいがメニューはこんな感じ。

メディアで何度か取り上げられていた「ソラカラちゃんパフェ」はここではなくフロア340のほうの店舗にある。

 

だいぶ長くなってきたので続きは 東京スカイツリーに上ってきた その2 へ。

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