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諏訪湖の「第33回 全国新作花火競技大会」を高台にある立石公園から鑑賞

今年も隅田川沿いに家のある友人に招待されて、恒例の大混雑に巻き込まれることなく快適に「隅田川花火大会」を鑑賞することができた。

その中で東京の花火大会しか見たことがないというので、日程の都合の良さそうな諏訪湖の「全国新作花火競技大会」へ誘った。

ところが数日前になって友人が急遽出張へ行くことになってしまいキャンセル。前夜まで悩んだが行くつもり満々だったこともあって単身で行くことにした。

 

今回は高台をチョイス

普段なら連れもいるので、だいたい有料席を取って写真よりは現場の迫力を重視する。

しかし今回は自分だけなのでその配慮は不要。ならばいままであまりやったことのなかった、高台からの遠景撮影をやってみることにした。

検索して出てきたのは「立石公園」と「高ボッチ高原」。

「立石公園」は上諏訪駅から車で10分ほどのところで、駅や諏訪湖とは150mほどの高低差がある。徒歩でも30〜40分見れば十分到達できる距離だ。打ち上げ場所からの直線距離は約1.3km。

一方「高ボッチ高原」は隣の岡谷市と塩尻市の市境に位置し、岡谷駅やみどり湖駅から車で30分強。徒歩では4時間弱かかるのであまり現実的ではない。諏訪湖との標高差は約900m、打ち上げ場所からの直線距離は約11.1kmある。

8月中旬にある「諏訪湖祭湖上花火大会」であれば、距離は遠いものの空気が澄んでいれば富士山とも一緒に撮れる「高ボッチ高原」も魅力的だ。夜になれば周りに明かりが少なく全周の星空も堪能できる。

しかし「全国新作花火競技大会」は湖上花火大会ほどダイナミックには上がらず、どちらかといえば1つ1つをじっくり観るものなので、今回は距離の近い「立石公園」を選択した。

 

情報が少なく状況がつかめない…

前日の夜遅くになってから行くことを決めたので、慌てて調べたもののあまり情報が出てこない。

とりあえず諏訪市のお知らせによれば、前日の正午に場所取りが解禁になるとあった。いい場所はこの時点で埋まってしまうのだろう。

公園の駐車場は普通車29台となっている。しかし湖上花火大会のほうでは前日の場所取りからずっといる人が多いようで、当日止めるのはほぼ不可能とのこと。全体の動員数こそ少ないが、おそらく新作花火でも状況は同じだろう。

しかし、公園周辺の対面通行の道が当日6時〜22時まで一方通行になっており、片側一車線に車が縦列駐車している写真も見つけたので、おそらくここに止められるのだろう。

一時は車を止められないリスクを回避すべく、電車+タクシーでの現地入りも考えた。しかし重い機材を持って山を登りたくないし、何よりも何時までに着ければまともに撮れる場所が確保できるのかもわからない。

そんなことを考えてベッドに入ったものの、眠れるわけもなく結局3時半頃に東京を出た。

 

当日朝6時半に現地到着

未明の中央道は空いているのでスイスイ進み、眠気に負けそうになりつつも6時過ぎに諏訪ICを出た。

一度車を止めたら下へ下りられなくなることも覚悟して、高速を下りてすぐのコンビニで食料や飲み物を買い揃える。

上諏訪駅手前で山道に入り、立石公園が近くなってきたあたりで登り一方通行となった。

登り一方通行の看板

登り一方通行の看板

6時半頃、無事立石公園に到着。公園の駐車場は当然満車だった。

立石公園の駐車場は当然満車

立石公園の駐車場は当然満車

そして写真で見た通り、公園から50mほど先にある駐車禁止解除の標識から先にズラっと縦列駐車の列が続いていた。

公園から50mほど先から縦列駐車の列

公園から50mほど先から縦列駐車の列

警備員に誘導されて手前から順に止めて行く方式で、公園から200mほど上がったところにある「登美」という蕎麦屋の近くに止めることができた。ひとまずこれで車の心配はなくなった。

早速レジャーシートなどを持って公園へ向かう。

入口付近から諏訪湖方面を見る

入口付近から諏訪湖方面を見る

立石公園は山の斜面に位置するので、階段状になっている。

階段上になっている公園

階段上になっている公園

基本的に階段上に当たるエリアと最前列はすでに埋まっていた。

最前列はすでにいっぱい

最前列はすでにいっぱい

しかし階段の途中はほとんど空いていたので、余裕で場所を選ぶことができた。

位置によって異なるが、中央付近では10段のうち下から8段くらいまでのエリアは、湖の境より公園最前列の人たちのほうが高くなってしまうので、写真に写り込んでしまう。

最前列と段になっているエリアは逆向きの弧を描いているので、諏訪湖に向かって左サイドなら6段目くらいでも回避できるかもしれない。右サイドは木が写り込んでしまうのであまりオススメできない。

 

撮影場所にシートを敷き、諏訪市のお知らせにあった通り、空のペットボトルに水を入れたものを重しとして置いた。危険なので石を使うのは禁止とのこと。

最前列に下りて見える風景を確かめる。花火を抜きにしてもいい景色だ。

最前列からの風景

最前列からの風景

眼下には上諏訪駅も見えている。こうしてみると歩けなくもない距離なのがわかる。

立石公園から見る上諏訪駅

立石公園から見る上諏訪駅

トイレは公園から道を渡った反対側にある。

数は少ないが、大混雑する会場というわけではないので、多少並べば問題なく使えるだろう。

場所取りが終わったところでやることもないので、一旦車に戻って仮眠をとることにした。

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2件のコメント

  1. Kusakabe

    立石公園の詳しい情報大変参考になりました!大会当日は上り一方通行で駐車するとのことでしたが、霧ヶ峰方面から下って駐車することはできるようでしたか?ここで撮影にチャレンジしようと思っていまして。もしご存知でしたら教えていただければ幸いです。今年こ

  2. JTC

    > Kusakabe 様
    コメントが遅くなってしまいまして申し訳ありません。
    自分が行ったときにはこの記事の1ページ目下部にある通り、立石公園へ上って行く坂の公園手前から上り一方通行とされていました。
    夜間の22時〜6時であれば霧ヶ峰方面からも下りて来られると思いますが、それ以外の時間は上諏訪駅側から上って来るしかないと思います。
    駐車場所は係員の誘導があるわけではなく、公園から近いところから順に車が停まってどんどん坂の上へ続いていく感じでした。
    この日は6時半の時点で公園から約200mほど道なりに上ったところにようやく駐められたので、これより遅い時間であればどんどん公園から遠ざかることになります。
    花火大会後は駐車場所まで坂を登って戻ることになりますので、公園に近ければ近いほどラクです。お早めに行かれることをオススメします。

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