下手の物好き

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日頃の撮影記録やのんびりと気分的に開発してる誰得ツールの制作記録など

能登と北陸の見送り

過ぎた話題ではあるが、3/13のダイヤ改正をもって急行能登号の臨時化と寝台特急北陸号が廃止になった。

ホントはもっと早く行きたかったのだがなんだかんだで上野発最終日の朝になってしまった。

細かい部分は以前撮っていたので、今回は見届けメインと適当に撮れそうなポイントから狙ってみた。

能登の到着16分前に15番線に着いたが、終端のあたりには朝早くからすでに30人ほどが集まっていた。ホーム上にも20人くらいが点々と待機しているのが見える。

6:04、定刻通りに急行能登号が進入してきた。489系の3灯が見え始めるとともに周りからシャッター音がしはじめる。

最後の直線区間に入るとシャッター音は一層激しくなり、後ろの人も前のめりになってもたれかかってくる。

そして定刻の6:05に上野に到着。この光景も明日が最後だ。

到着した途端に能登に乗ってきた人やホーム中域で撮ってた人たちが一斉に先頭に向かって走ってきた。出られなくなると面倒なのですぐに退避。

先頭の近くまで行ってヘッドマークをアップで。

ヘッドマークを撮る光景を撮り忘れていたのでまた終端ポイントに戻って撮ってみた。

もう撮り終えた人が車両のほうにまわってしまってだいぶ減っているがこんな感じだった。

車両側にまわってみる。かすれた文字が歴史を物語る。

混んでて撮れなかったが特急白山時代に作られたミニロビーも健在で、自由席を取ってこのソファーを占領して寝ていた人もいたとか。まぁオール座席車だから横になれるここが一番寝心地よかったのかもしれないが。

そして逆側の先頭。

警備員が張り付いて黄色い線を越える人が出たらすぐ注意といった形でやっていた。

上りはもう1日あるのと明日は上りとして到着したあと所属基地へ返却も兼ねて特急ときとして走ることもあって上り最終の前日の割には空いていた気がした。もちろん普通に見たら混んでいたが。

能登は臨時化したあと、485系に車両を換えて主に金・土を中心に運転される予定。ヘッドマークはちゃんと継承されるのか気になるところだ。

 

北陸の到着時刻が近付いてきたので14番線側で待機。

終端のあたりを見ると能登の倍以上の人が待機していたのでホーム中ほどで待つ。

そして6:17にこちらも定刻通り入線してきた。この日の牽引はEF64-1052。

到着してから車両を観察しつつ先頭までのんびり移動してみると相変わらず結構な混み方。

結局正面付近には混みすぎて近寄れずに横からヘッドアークのアップ。

ついでに寝台側のヘッドマークも。

ここで正面付近がようやく空いてきたので正面から1枚。

そしてまた客車のほうへ。このシングルDXには1度くらい乗ってみたかったが結局金沢方面に行くことがなく乗れずじまいだった。方向幕はほかの車両より少し高めの位置。

このあと能登、北陸ともに多くの人に見守られながら尾久の車庫へ去って行った。

 

ここで帰ってもよかったのだが、せっかく早朝の上野に来たのでついでに寝台特急あけぼのも撮っていくことにした。

北陸が去って行ったあとはだいぶ人が減ったがそれでも半分近くは13番線に移ってきていた。

今回は運よく真正面のポイントが空いていたのでそこで待機。こちらは今日なくなるわけではないこともあってさっきのようなピリピリ感はなく、いつもより人は多いものの比較的マッタリしていた。

6:57、電気機関車のライトが見えてきた。

定刻通り上野到着。こちらの牽引はEF64-1030だった。

続いて客車側のヘッドマークのアップ。

ホームにかけられている乗車位置目標とゴロンとシート。

また混乱防止のためか2/27から上野発の急行能登号の発車番線が16番線から13番線に変更になってたこともあって能登の乗車位置目標もかかっていた。盗難防止(?)のバンドも真新しい。

最後に北陸の乗車位置目標。この案内板も今日がラスト。

色々撮ってるうちにあけぼのも尾久に去って行ったのでこれにて撮影を終えた。

北陸、半世紀近くの走行お疲れさまでした。

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