E235系トウ01編成 中央線試運転3日目〜115系を添えて
山手線の新型車両E235系の中央線試運転3日目。
朝からよく晴れていてすっかり夏本番という感じだ。
裏高尾のカーブ
最初は高尾〜相模湖から。
高尾駅からまともに歩くと50分の距離なので、京王バスの「高01」系統に乗る。
撮影ポイントについて一息ついていると、後方からスカ色の115系がやってきた。
準備が間に合わず左がカツカツに…。
もう少し低いアングルから望遠で狙いたかったのだが、先客でいっぱいになっていたので広角寄りで。
初日に通過したときは2〜3人程度に見えたが、今日は10人程。
40分後の列車に乗りたいのに、1時間に1本のバスとうまくタイミングが合わず走ることに。
寄り道している場合ではないのに、途中の新井踏切に寄って戻ってきた115系を捕獲。
下り坂が多いとはいえ、炎天下を走ると汗が止まらない。
途中にあった「するさしのとうふ」に吸い込まれそうになるも、心を鬼にして耐えた。
暑かったからきっと冷や奴おいしかっただろうなぁ。
四方津
なんとか発車2分前に高尾駅に滑り込んで予定の541Mに乗ることができた。
最後尾の1区画に「業務用」の仕切りが張られて、各駅で駅員さんが何かを受け取っていた。
四方津には試9512Mがやってくる1分前に到着。541Mと入れ違いで2番線に入線してきた。
到着後すぐに「9512M」から「9514M」に表示が変わった。
停車時間を利用して、ようやくPQ軸をゆっくり観察できた。
前側にはレーザー測定器と思われる機材。車輪に赤い点が照射されているのが見える。
後ろ側の車輪にはイロハニホヘト…が書かれている。
回転している位置をわかりやすくするためだろうか。
以前の東海道線試運転2日目でも見かけた避難はしご。
緊急時に車両から線路へ降りるときに、はしごを持って来なくてもスムーズに降りられるようにするものだが、できれば使われないといいものだ。
もう別区分にしたほうがいいんじゃないかというくらい、屋根上が賑やかなモハE235-3。
E233系では区分を分けることで編成ごとに下2ケタが揃えられていたのだが、E235系では元に戻されたようだ。
四方津駅の駅名票とともに。
山手線内ではあり得ないであろう、特急列車の通過待ち。
特急かいじ通過後にE235系が発車していった。
見送って次の撮影ポイントへと向かう。
巌山トンネル
鳥沢で降りて徒歩20分。
撮影ポイントはすでに10人近くが詰めかけていっぱい。
間に入れさせてもらって、特急、普通1本ずつで腕慣らし。
D4Sになってから縦位置で撮るのが本当にラクになった。
狭小断面のトンネルから飛び出すE235系。
撮影後は12分しかないのでまた走る。
走らなければ間に合わない行程を組むこと自体どうかと思う。
また裏高尾
高尾に戻って再び「高01」系統に乗る。
午前中は「大下」で降りたが、今度は「駒木野」。
駒木野踏切に着いたところでまたスカ色115系がやってきた。今日はなんだかよく会う。
朝から晴れっぱなしなのでド逆光だ。
昔と違って遮断機が設置されてしまったので、11両の編成後部まで入れるのはかなり際どい。
今度は5分待ちくらいで小仏まで行ったバスが戻ってくるベストタイミングだったのでよかった。
一昨日より1本早い快速で高尾を後にした。
豊田は間に合わず…
高尾から座れていたので、そのまま帰ってしまってもよかったのだが欲が出て豊田下車。
軽めに走れば間に合うだろうと高をくくっていたら失敗。撮影ポイントのカーブに着く前に来てしまった。
カメラを取り出すのにも手間取って前面はピンボケでアウト。
後打ちを狙おうと構えたところ、上り線にE257系500番台の集約臨が来ているのに気付き、慌てて構図を変えたら手前に金網が…。
せっかく双方とも普段中央線に来ない車両の組み合わせだというのにもったいない。
欲張るのはよくない、というのを見事に体現した。
これに懲りて一昨日のように豊田車両センターまでは追いかけなかったのだが、TL検索してみると今日はグレードアップ色の189系トタM52編成と並んでいたようで…。ここは欲張るべきだった。
まぁ機材抱えて走ってばかりだったので、引き際としてはちょうどよかったのかもしれない。
今度裏高尾のほうに行くときは是非ともあの豆腐屋に寄りたい。