下手の物好き

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ガラスの映り込みを無くすレンズフード「ULH」を使ってみた

水族館:アクアパーク品川

ガラスの映り込みといえば水族館。

通路が暗めにしてあっても反対側の水槽が明るいので映り込んでしまう。

今回は品川駅から徒歩数分の「アクアパーク品川」に行ってみた。

平日の閉館間際で人がまばらなアクアパーク品川

「ULH」は吸盤ではなくただのシリコンなので、ガラスにくっついて跡が残ってしまう心配はない。

しかしくっつくわけではないので片手で支えてあげる必要がある。でなければ自重でたわんでケラレてしまう。

水族館にて実地テスト

まずは「ULH」を使用していない状態。

レンズをなるべく水槽のガラスに近づけているものの、どうしても通路の反対側にある水槽が反射して映り込んでしまう。よくある水族館の写真だ。

「ULH」なしだと反対側の水槽が反射して映り込む

次に「ULH」を使用した状態。

映り込みがなくなってクリアに撮ることができた。まるで海中にいるかのようだ。

「ULH」使用でクリアな海中風景になった

ガラスにくっついていないので、泳いでる魚を少しは追って撮ることができた。

ただし片手で「ULH」を支えている関係でスムーズな構図変更まではできず、動きの早い魚に対応するのは難しかった。

 

展望台:文京シビックセンター

続いて後楽園駅近くにある文京シビックセンターの25F展望ラウンジ

無料で入れる夜景スポットの割には比較的マイナーなので、ダイヤモンド富士のときでなければだいたい空いている。

ここはビルの下を覗きやすいように窓が垂直ではなく45度ほど傾けて作られている。これの副次的効果で自分たちが映り込んでしまうこともない。

空間も暗めの照明となっているので元々夜景撮影には適している。

文京シビックセンター展望ラウンジより新宿方面

完全に映り込みがないかと言えば、天井は白色なので気にならないレベルだがほんの僅かだが乗ってしまう。

ここに「ULH」を使うことで、より締まった夜景を撮ることができた。

文京シビックセンター展望ラウンジより浅草方面

敢えて難点を挙げると、ガラスが縦方向に斜めになっていることで「ULH」を密着させることが難しく、カメラを台に置いて撮るか「ULH」を頑張って伸ばして撮らなくてはならなかった。

 

乗り物:都営大江戸線

移動中にふと気になってカメラを出してみた。

大江戸線は大半の駅が島式ホームで進行方向右側のドアが開くので、運転台も右に寄った位置にある。そして左の非常口の直線上に前面展望を楽しめる窓がある。

濃いめのスモークが入っているので、進行方向になっても遮光カーテンを下ろされないのがありがたい。

しかし普通に見ると暗めの運転室や前面風景はかなり見えづらく、明るい客室が反射して激しく映り込んでしまう。

ここでも「ULH」を出してみると、運転台の計器までクッキリ見えるほど映り込みのない写真を撮ることができた。

都営大江戸線の前面展望

難点としては揺れる車内で片手は「ULH」を支えなくてはならないので、シャッタースピードが遅いとブレやすくなった。

壁に寄りかかったりしてなるべく体を揺らさないようにしたことで、ある程度はまともに撮ることができた。

 

展望台:東京都庁第一本庁舎

最後は東京都庁の45F展望室

4/13からは開会式まで500日を切った東京パラリンピックをイメージしたライトアップになっていた。

パラリンピックカラーにライトアップされた東京都庁第一本庁舎

今回は南展望台を選択。全面改装が終わったばかりでキレイだ。

ここは昼夜を問わず特に外国人観光客がとても多く、夜間は室内照明の減光もないので、いつ来ても映り込みは避けられない撮影者泣かせの環境だ。

ここでは「ULH」が大きく活躍する。一番映り込みの少ない窓で撮っても2枚を並べるとこれくらい違ってくる。

「ULH」未使用 (左)と、「ULH」使用 (右) の比較

撮りたい景色の方角が必ずしも窓と平行とは限らない。

室内がかなり明るいので角度をつけて撮ろうとすると「ULH」を使わない場合には、どんなにレンズを窓ガラスに近づけても室内のカフェスペースが大きく映り込んで夜景写真としては使い物にならないレベルだ。

ガラスに対して斜めから撮ると室内が大きく映り込む

室内の映り込みがなくなるように「ULH」を伸ばして撮るとクリアな夜景を撮ることができた。

東京都庁第一庁舎北展望室より三鷹方面

「ULH」の使用有無を重ねてみると歴然とした差がある。

「ULH」使用有無の差

 

ガラス越し撮影の必需品「ULH」

昼間でも太陽光が人や物に当たれば、それがガラスに反射して映り込みとして現れる。

これまでは台のある場所であれば黒いバッグや小物を置いて映り込みの軽減を図っていたが、そうなるとそれで防ぐことのできる方向に構図が限定されてしまって効率的ではなかった。

「ULH」はガラス面に合わせて自在に変形させることができるので、ガラス越しの撮影効率を格段に上げることができる。

今後はガラス越し撮影があると分かっているときには必携品になるだろう。

「AF-S NIKKOR 50mm f/1.4G」とほとんど同じ大きさや重さなので、単焦点レンズを1本持っていくくらいの気軽さで持っていくことができるのも良い。

一方で片手で支えないと自重でたわんでケラレるので、レンズの持ち方には少し工夫が必要そうだ。

シリコン製なのでホコリがつきやすく黒色だと目立つので、気になるようであれば小まめに水洗いすると良いだろう。

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2件のコメント

  1. Isaku

    こんにちは!
    初めまして、堀井と申します。
    私自身写真が好きでこのブログに行き着き、ULHの記事参考に読ませて頂きました。

    反射防止のレンズフードなのですが、実は仕事でAmazon販売をやっていた事もあって半分ノリで商品を作ってしまいました。

    ご相談なのですが、下記商品を管理人様の記事でご紹介頂くことは可能でしょうか?(既存の記事で紹介して頂けると嬉しいです)
    https://www.amazon.co.jp/dp/B07XRH7NSN?ref=myi_title_dp

    もしよろしければ、
    商品の方を送らせて頂きたいと思います。
    ぜひご検討ください。
    お返事お待ちしております。

    堀井

  2. JTC

    > 堀井 様

    お返事が遅くなりまして失礼いたしました。
    商品ページ拝見いたしました。ULHで惜しいと感じるところのフォローもあるようですし興味があります。
    別途ご連絡させていただきます。

記事へのコメント