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武蔵小金井駅 上り線切り替え工事のダイヤ

今週の土曜の昼過ぎから日曜の早朝にかけて、中央線武蔵小金井駅の4番線ホームが完成するのに合わせて、上り線の切替工事が予定されている。

これに伴って中央線は大幅にダイヤを変更して運行される。

詳しい運行予定については 八王子支社のプレスリリース (pdf) を参照してもらえばいいので、珍しい運用をピックアップしてみる。

 

土曜は昼過ぎから臨時ダイヤ

まずは土曜から。「快速 三鷹行き」は普段は土休日の朝に1本しかないが、それ以上に珍しいのは「東小金井行き」だろう。通常時では設定されていない行き先なので、前回の西国分寺行き並みに珍しい。

ただし、ダイヤを見てみると14時半頃から23時頃までは三鷹行きと東小金井行きがほぼ交互に、日曜の工事終了までは全ての下り列車が東小金井行きになるので、双方ともゆっくりと記録することができそうだ。

工事区間となる東小金井〜武蔵小金井〜国分寺は下り線を使った単線運転となり、18時頃までは東小金井〜武蔵小金井、18時頃〜23時頃は東小金井〜国分寺を1本の編成がピストン運転する。この区間だけ間隔が開くので混雑しそうだ。

特急列車の立川・八王子止まりはこれまで何回かあったものと同じ。

21時を過ぎるとになると三鷹行きが2本続けてくるときがあり、三鷹駅での快速線への折り返しは4番線からもできなくはないが、東小金井行きの道を塞いでしまうので、普段上りの優等列車待避に使っている5番線でやるだろう。そうなると2本目はどうするのかと思ったら、どうも下りの優等列車待避用の3番線で折り返し、そのまま緩行線に入って各駅停車として運転するようだ。

夜中になると、東小金井発三鷹行きや、三鷹発中野行きといった短距離列車もあるようだ。

 

日曜は早朝だけ区間運転

次に日曜。先述の通り、東京方面からの下り列車は工事終了まで全て東小金井行きとなる。

工事区間のピストン運転はないので、代行バスか他路線、私鉄各線へ振替乗車となる。

今回もう一つ珍しいのは、6時頃まで国分寺〜国立と国立以西で運行が分離されていることだ。今後、国立駅の上り線切り替え工事も行われるだろうが、そのとき「国立行き」にはならないと思うので、もしかしたら今回しか見られない行き先かもしれない。

そういう意味では国立の工事の際は、東京方面からの下り列車は前回と同じく「国分寺行き」となるだろうから、「東小金井行き」が見られるのも今回限りの可能性が高い。

 

 ダイヤグラムに書き起こしてみた

さて、だいぶ前置きが長くなってしまったが、今回の工事による運行のされ方をより分かりやすくするために、WinDIA 形式でダイヤグラムを作成した。

全て手入力なので、細かいところや回送列車など間違っているところはあると思うが、参考までにデータを公開する。互換性のある OuDia で作成したので、こっちのデータも置いておく。色付きになるので後者のほうがおすすめ。

念のために言っておくが、これを利用したことによって損害などが発生したとしても自己責任で。また、トラブル防止のため、無断での複製や再配布はご遠慮願いたい。

くれぐれもこのデータを元に現業機関へ問い合わせなどして、業務を妨害するようなことのないように。あくまで八王子支社のWebサイトで公開されていた情報を、図に起こしただけのものである。

 

中央線 武蔵小金井駅 線路切り替え工事 当日ダイヤ.zip (36KB)

 

追記 (2012/05/18 07:36)

列車番号は全て予想したものであり、この通りにならないこともある。

また、一部運用がわからなかったものに関しては、仮に「95T」「97T」「99T」としている。

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