アルファ・リゾート21の中央線試運転
数日前に豊田車両センターへ来ていた伊豆急行の2100系「アルファ・リゾート21」R-5編成が、中央線で試運転をするということで、ここのところずっと鉄分不足が続いていたこともあって出撃した。
最初は西荻窪から。平日だし大丈夫だろうと高をくくって10分前に到着したが、思惑通り同業者は少なくのんびりと列車が来るのを待つ。
快速を数本見送ると、普段はあまり見慣れない低い位置のライトの車両が近づいてきた。
被りが心配だった緩行線上りはすでに発車済みで、快速線下りはまだ接近放送が流れ始めたところなので問題なし。
普段は走らない車両ということもあって、先頭車両の展望席には多くの乗務員が乗り合わせていた。
2月に予定されている高尾発着の臨時特急「リゾート踊り子81・82号」に向けての乗務員訓練や、各停車駅でのドア位置確認が行われたようだ。( JR東日本 八王子支社 冬の増発列車のお知らせ (pdf) )
(※2013/01/09 23:32 追記:「アルファ・リゾート21」は中央線の立川以東へ初入線となるので、誘導障害 (wikipedia) が起こらないかどうかの試験も兼ねていた模様。 via … 【伊豆急行+JR東】”アルファ・リゾート21″が中央本線で試運転 (RMニュース) )
被られて撮れないことを考えていたこともあって、これだけ撮れれば満足ではあったのだが、少し欲が出て追いかけることに。
緩行線で中野に着くと「アルファ・リゾート21」は7番線に停車して快速線の待避をしていた。
見慣れないカラフルな車体にホームに居合わせた人たちも携帯カメラを向けていた。
都心部で中央線のE233系と肩を並べることもあまりない光景。
南武線経由で運転される時は有効長の関係で欠車となる「ロイヤルボックス」も連結されていた。
駅名と撮影できるポイントをのんびり探していたらあっという間に発車時刻が来てしまい、新宿方面へ発車していった。
戻って来るまで少し時間があったので、吉祥寺で用事を済ませてから三鷹へ。
線路沿いを歩いているとちょうどE257系が三鷹車両センターから出庫するところだった。
車庫の跨線橋に着くと同業者は0。しかし、ここの跨線橋はよく見えるようにという配慮なのか、柵の一番下の段がアクリル板になっていて昔は撮りやすかったのだが、経年劣化と擦れなどですっかり白くなってしまっていて、すっかり撮影には不向きになってしまっていた。
もう1段上の金網から狙うも、緩行線から合流してくる線路の架線が前面に乗ってしまうので構図が難しい。
そんなことをやっているうちに、「アルファ・リゾート21」の姿が三鷹4番線に見えた。本運転に合わせてなのか停車だったので、もう少し悪あがきができないか試してはみたものの、結局アクリル板の1つ上の段から撮影。
最後に高架線を駆け上がって行く姿を後打ち。
このあと東小金井での停車の間に追い抜かしてどこかで撮ってもよかったのだが、まだ風邪が治りきっておらず少し疲れた感じがしたので無理をせずに撤収した。身体優先になってきたあたりに年を取った感じがする。
本運転の復路は夜間になってしまうので、狙えるのは往路のみ。いまのうちに候補地を絞っておこう。