E235系トウ01編成 中央線試運転送り込み回送
6/2から行われる中央線での試運転に向けて、E235系が6/1に豊田車両センターへ送り込まれた。
東京総合車両センターから出区
スジは中央線E233系のTK出場と同じもの。
「回送」ではなく「山手線」幕で出区してきたE235系。
大崎6番線に入線し、7番線の埼京線E233系7000番台と並ぶ。
停車後すぐに回送表示となった。
本来なら13:36発の2838Y 湘南新宿ラインが先に発車するが、この日は4分遅れていたので回9465Mが先行して13:39に発車。
新宿
山手線で追いかけるつもりだったが、湘南新宿ラインが後発になってくれたおかげで簡単に追いつくことができた。
新宿は11番線に入線し、10番線のE351系と並んだ。山手線の車両がこうして隣の線路に入ることは通常の営業運転では見られない光景だ。
程なくしてスーパーあずさが発車し、E235系の編成全体が見えるようになった。
11番線側から。前から気になっていたのだが、前面窓が平らなせいか反射率がものすごく高く感じる。
車内を見ていくと、よく積んでいたオレンジ色の死重用水槽は載っていなかった。
11号車には計測用と思われる機器が長机いっぱいに広げられていた。
速度計のようなものが出ているので、あのノートPCに計測状況がリアルタイムで表示されるのだろう。
12番線に中央線のE233系が入線。
E235系の編成の向きは変わっていないので、中央線内では東京方が11号車になる。
12番線の列車で先回りする。
吉祥寺
中央線に山手線の車両が入ってくるのは、E231系500番台の6ドア車廃車回送以来だろう。
どの駅もそこそこ人が集まっていた。吉祥寺は15人ほど。
通過30秒前くらいにやってきた人が突然カメラ前へ割り込んできたが、なんとか撮ることができた。
再び後続列車で追いかける。
多摩川橋梁
日野〜豊田のカーブと迷ったが、直前到着なのでキャパシティのあるこちらを選択。
普段の所要時間より2分足りない時間に着いたので日野駅から小走りで向かう。
欲張ってレンズ4本とカメラ2台持ってきていたので息が上がってしまった。
通過1分前に着いて無事に撮れた。午後は側面が陰ってしまうので10人ほどしかいなかった。
11号車の東京方は通常の台車ではなく、脱線係数を測定できるPQ軸となっていた。
このあとは車庫に入るだけなのですぐには追いかけず、EF64-39の甲府送り込みを待った。
まだ全体的にキレイな状態を保っている。
豊田車両センター
最近は暑いので豊田駅から歩きではなく、京王バスの豊41系統に乗ってラクをしている。
車庫が見えると、普段の顔ぶれから明らかに浮いているE235系。
E235系は5番線に入っていた。ドア開放。
列車番号は「9990T」、行き先は「池袋・上野方面」になっていた。
前には豊田車両センター名物(?)のクモハE233-901が来ていた。
荷物を運ぶ電動台車にE233系っぽい前面板が取り付けられている。
ATS-PとATS-Snも搭載しているようなので、きっと本線走行もできるのだろう。
厳密には荷物車との合造車だから「クモハニ」か…?
あずさ色の189系とは今後新宿で顔を合わせることになるのだろう。
一方のE235系へは職員が盛んに出入りしていた。
中には新人研修なのか、運転台に乗るときの注意点などを説明しながら乗り込んで行くグループもあった。
この頃には列車番号は「9990H」に。
職員の出入りが止まった隙に編成全体を。
以前来たときはまだ115系がいたのだが、すっかり211系へ入れ替わっていた。
撮影会状態になって徐々に混んできたのでこれにて撤収。