G7サミットから帰還した政府専用機とドクターイエロー
ドイツで開催されていた主要7カ国首脳会議 (G7サミット) の日程を終えて、安倍総理が日本時間6/9夕方に帰国。
B747の政府専用機は数年後には見られなくなってしまう。あまり天気はよくなかったが見に行くことにした。
1時間前に到着
ドイツ・ミュンヘン国際空港を出た時間から、16時半〜17時くらいだろうと当たりをつけて羽田空港へ。
1時間前に第二ターミナルの展望デッキに到着して、目の前を過ぎる機体をのんびり眺めながら待つ。
妙に機体がキレイで目に留まったのは去年12月に就役したJA835A。
成田へのフェリーフライトのようだ。
ANAの機体ばかりで飽き始めていたところに、海上保安庁のプロペラ機がやってきた。
RWY23に着陸
少し前から無線に「JF001」のコールサインが聞こえていたが、ようやく機影が見えてきた。
もう羽田にやってくるB747は数少ないので間違いないだろう。
尾翼の日の丸を確認。任務機の20-1102だ。
RWY23までは距離があるので、ずいぶんゆったりとしたスピードに見える。
無事にタッチダウン。RWY23まで届く超望遠が欲しい…。
アクアラインの風の塔と政府専用機。
機体のすぐ左奥を東海汽船の「セブンアイランド友」が通過。同じボーイング社製のB929。
やはりRWY23は遠い。着陸してからここまで10分近くかかる。
相変わらず機体がピカピカに磨かれていて美しい。
そのまま第二ターミナル前を通過して行く。
JF001便が着陸した頃、JF002便の無線も入っていたがとりあえずこちらを追いかける。
安倍総理、降機
P3駐車場に着くと、ちょうどタラップ車が据え付けられるところだった。
JF001便はいつものようにV1スポットに入っている。
首都高湾岸線上りはいつものように規制されて渋滞が起きている。
ドアが開いてから少しして安倍総理と昭恵夫人が降りてきた。
待ち構えていたマスコミに会釈して車に乗り込んで行った。
このあとJF002便の着陸も撮ろうと、一旦第二ターミナルへ戻ったのだが、どうやら入れ違ってしまったようだ。
しばらくしてからP3駐車場へ様子を見に行くとすでにV2スポットへ到着済みだった。
しばらく動きはなさそうなので、30分ほど撮影したのちターミナルビルへ夕飯を食べに行く。
のんびりしすぎた…
どうせすぐには出ないだろうと高をくくって、戻り途中の夕焼けをのんびり撮っていた。
7Fに上がると何か様子がおかしい。政府専用機が1機のみ。
不思議に思いながら横を見ると、すでに滑走路に向けて動き出していた。
まもなくターミナルビルの影に隠れてしまうところで、慌てて撮ったのでブレブレ…。
あと数分来るのが遅かったら行ってしまったことすら気付かずに終わるところだった。
クリアランスを聞いてたはずなのに妙に静かだと思ったら、何かの拍子にダイヤルが回って周波数が変わってしまっていた…。そりゃ何も音がしないわけだ。
再び第二ターミナル
急いで第二ターミナルの展望デッキに戻る。
CYGNS02便はちょうどこれからRWY34Rを離陸滑走するところ。
練習なしの一発勝負。なんとか止まってくれた。
20-1102は千歳へ向けて夜の空へ消えて行った。
日が暮れて一気に暗くなってきたが、問題なく撮ることができて「D4S」の強さを改めて思い知った。
「D300」ならもうこの暗さでは撮影を諦めるレベルだった。
そのまま待っていると今回副務機だった20-1101も出てきた。
しかしこちらは自走ではなく、トーバーレストラクターに牽引されている。
そのまま第二ターミナル前を通過。ピースジェットとも顔を合わせる。
どうやら今日は千歳へ帰らず、そのまま整備工場に向かうようだ。
あと5分遅かったら諦めて帰るところだったのでジャストタイミング。
J2誘導路から曲がって見えなくなるまで見送り、そのままモノレールに駆け乗った。
こだま検測
次に向かったのは東京駅。
ホームに着いたのは2分前だったが、この時間ならさすがにママ鉄たちもいないので、東京駅でも静かだ。
回送続きで誰もいないホームを広角で狙おうとしたのだが、ドクターイエローの姿を見て走ってきた人に割り込まれ、慌てて避けたら変な構図に…。
こだま検測を終えて17番線に到着。
2号車はまだ集電用パンタグラフが上がっている。
4号車の検測用台車。ヨーダンパが2個も付いていて全体的にゴツい。
7号車・923-7側の先頭には空気の流れを感じさせる汚れがある。
発車3分前にパンタを進行方向側に切り替えて発車。大井へと帰って行った。