日光の紅葉はまだ少し早め
そろそろ紅葉シーズンなので日光へ行ってきた。
平日なのでいろは坂自体の渋滞はだいぶマシではあったが、それでも明智平の500m手前あたりから渋滞しはじめた。
この段階で左側は中禅寺湖方面へ抜ける車列、右側は明智平の駐車場へ入る待機列となる。
左側は0〜5km/h程度でゆっくりと進んでいるが、右側は3分に1回進む程度。
「ね」のカーブを抜ければ明智平までもう少し。
視界が開けて紅葉した木々を楽しめる。
明智平
1時間ほど待ってようやく明智平の駐車場へ入ることができた。
早速ロープウェイに乗って展望台へ上がる。
普段は約30分間隔の運行だが、混雑時は4分間隔となる。
展望台までは約2分。乗るまでには15分ほど待った。
展望台駅の屋上からは、男体山や中禅寺湖も見渡せた。
残念ながら到着が13時過ぎになってしまい、華厳の滝周辺が陰ってしまった。
紅葉の割合は7割程度。黄色系が多い。
見頃ではあるが、完全に紅葉するのは1週間後くらいだろうか。
展望台はあまり広くないが、あまり動きのある景色ではないので、半数以上の人が数枚写真を撮ったらすぐにロープウェイで下りて行く。
展望台の回転効率はいいのだが、ボトルネックになっているのは小さな車体のロープウェイ。
駐車場の待機列はある意味このロープウェイの待機列のようなものだ。
華厳の滝
明智平から中禅寺湖の交差点までも渋滞が続き、30分ほどで華厳の滝の駐車場に着いた。
明智平からは少し地味な感じの風景だったので、ようやく紅葉らしい光景に出会えた。
青空に赤い葉が映える。
滝へ向かう途中、木々の間から太陽が差してキレイだった。
日陰の崖をバックに浮かび上がる葉っぱ。
ようやく華厳の滝に到着。すでに日は当たっていない。
有料のエレベータで滝の下へ。
すごい勢いで水が流れ落ちている。
これだけ離れていても水しぶきが飛んで来る。
華厳の滝の下も激しい水流なので画になる。
三脚を車に置いてきてしまったので、手持ちで頑張って2.5秒止める。
鑑賞デッキは3層になっていて、1Fが一番滝に近づける。
自然食の店「桐花」
すっかりお昼が遅くなってしまったので、華厳の滝から上がってすぐのところにあった蕎麦屋に入った。
湯葉と山菜の蕎麦とミニ親子丼のセットを注文。
戦場ヶ原
いつも渋滞が酷くて行ったことのなかった戦場ヶ原。
しかし東京を出たのが遅すぎて、すでに太陽が山に隠れようとしていた。
少し移動している間に太陽が見えなくなってしまった。
高度のある男体山にはまだ日が当たっている。
少し待つと山のシルエットが浮かび上がった。
あたりは明かりもないので戦場ヶ原の散策は断念。
大渋滞の下りいろは坂を回避
下りのいろは坂からの渋滞は中禅寺金谷ホテル付近まで続いていた。
しかしこの大渋滞は事前に調べてわかっていたので、あとはどの経路から帰るかだった。
まず中禅寺湖から国道122号線で足尾を経由して桐生に抜けるルート。
途中に美味しいまいたけご飯定食の店があるものの、中禅寺湖の湖畔に到達した時点で渋滞に巻き込まれてしまうので、122号線に入るまでに相当な時間がかかってしまう。
そこで戦場ヶ原から日本ロマンチック街道 (国道120号線) をさらに山奥のほうへ進み、山越えして沼田へ抜けるルートを選択した。
いろは坂の渋滞がなかったとしても、東京方面へ戻るのは+40分程度なので、渋滞がない分むしろ早く着くくらいになる。
ついでに温泉に立ち寄り
経路から少し外れたところに「花咲の湯」という日帰り温泉を見つけた。
国道120号線から車で5分程度の位置だったので、せっかくなので寄ってみた。
標高が高めなので外気温は18時半時点で9℃。おかげで温泉は最高。
戦場ヶ原で冷えてしまった体が芯から温められてよかった。
館内に地元食材を使った食事処もあったのだが、遅い昼食のせいでお腹が空いておらず断念。
また日光や尾瀬から帰るときは寄ろう。
星空がよく見えていたので撮りたかったのだが、うまく開けたところが見つけられずにそのまま東京へと戻った。