MacやiPhoneからテレビを観られるピクセラ「PIX-BR310W」を導入
テレビの地上アナログ放送は2011年7月24日で終了する予定だったが、移行猶予の処置としてデジタルをアナログに変換した、いわゆる「デジアナ変換」が行われてきた。
そんなデジアナ変換も今年の3月31日で終わり、アナログテレビのままだった自分の部屋ではテレビ放送を見られなくなった。
今後テレビ放送を観るためには以下の方法がある。
- 地デジ対応テレビに買い替える
- デジタルチューナーを買って現在のテレビを使い続ける
- パソコン用のチューナーを買ってパソコンで見るようにする
1の方法が一番確実ではあるが、現在テレビを置いている棚がテレビ本体と1mmも違わないくらいジャストフィットのもので、代替できそうなテレビが存在しない。
2の方法なら現在のテレビを使い続けられるが、チャンネルの切り替えはチューナー側で行うようなので、チューナーを設置するスペースを確保する必要がある。
そこで今回は3つ目のパソコン用チューナーを買ってみることにした。
パソコン用チューナーの種類
少し調べてみるといくつか種類があることがわかった。
- USB接続で、チューナー本体に同軸ケーブルを直接接続するタイプ
- USB接続で、本体に付いたアンテナを伸ばすタイプ
- 無線LANでパソコンに送信するタイプ
チューナー本体に同軸ケーブルを接続するタイプはデスクトップ機で使う分にはいいのだが、ノート端末には向かない。
本体にアンテナが付いているタイプならノート端末でも使えるが、宅内での受診状況は保証できない。
無線LANなら宅内のどこでも受信できるので、今回はこのタイプを選んだ。
ワイヤレステレビチューナー ピクセラ「PIX-BR310W」
ネットで評判のよかったピクセラのワイヤレステレビチューナー。
ルータに接続することで、無線LAN・有線接続の端末からアクセスできる。
対応OSはiOS 6.1以降、Android 4.0以降、Kindle Fire、Windows 8.1、Mac OS X 10.9以降。
「PIX-BR310L」と「PIX-BR310W」の2種類があり、後者はチューナーが2つ内蔵されているので、裏番組の録画にも対応している。
今回買った「PIX-BR310W」はヨドバシ.comで14,770円 (ポイント10%還元) だった。
昨年12月に発売になったばかりの商品だ。
外箱の背面。
箱の中はチューナー本体、1mのLANケーブル、12V 1.5Aの電源ケーブル、説明書、BS・CS・地上共用の赤色B-CASカード。
同軸ケーブルは付属していないので、別途用意する必要がある。
本体の高さは約17cm。下の足は取れないので縦置きする前提だ。
背面はこのようになっている。
B-CASカード挿入口、LANポート、USBポート、同軸ケーブル入力がある。
USBポートに外付けHDD (上限2TB) を接続すると番組録画ができる。
B-CASカードを挿入。
本体にボタンはないので、電源ケーブルを差し込むと電源が付く。
次のページでチューナー本体をやっていく。