ブルーインパルス 姫路城修理完成祝賀飛行 本番編
昨日予行が行われた姫路城修理完成祝賀飛行。いよいよ本番だ。
昨日以上の人出
混雑が予想されていたので、8時半にホテルを出発。
前情報の通り、駅から城への道は昨日の倍以上の人が歩いている。
若干焦りながら大手門を潜って三の丸広場へ出ると、すでに多くの人が待機していた。
天気は昨日と違って雲一つない快晴。
気温も上がって絶好のイベント日和だ。
9時を過ぎた頃に大手門からの入場は規制されたようだ。
0940頃、関西TCA 270.800MHz で交信が聞こえ始めて緊張が高まる。
まずは天候偵察から
陸上自衛隊による演奏が終わった頃、姫路城後方に1つの機影が。
ブルーインパルス 5番機が単独で天候偵察にやってきた。
パイロットは澤村 正人 1尉。
いよいよ祝賀飛行開始
5番機が南東へ離脱し、しばらくすると城の後方から傘型隊形の5機が進入してきた。
城の上空に差し掛かったところで朝日をイメージした「サンライズ」で散開。
煙がサンライズ形に残る。
散った5機に加えて、天候偵察を行った5番機も加えた6機が東からデルタ隊形で進入してきた。
デルタ隊形を維持したまま、城を中心として「デルタ360°ターン」。
まわっている間も隊形は一切崩れない。
素人目で見ても高度な技術が要求されるのがわかる。
次は城の北西から白鳥をイメージしたスワン隊形で進入。
先陣を切る1番機はフライトリーダー・日高 大作 2佐。
そのまま城の上空を「スワンローパス」。
続いて6機がそれぞれ半径約500mの円を描く。
2番機は日高 明 1尉、3番機は平間 広太朗 2尉、4番機は立山 雄一 1尉が操縦。
「サクラ」の花が完成。大きさは約1500m。
最後は5番機と6番機による「ビッグハート」。
6番機は橋本 健二 1尉。
広場上空に大きなハートが出来上がった。
昨日と同様に低空なのでハートが収まり切らず。。
会場でのアナウンスは終わったが、3分ほどすると城の南西から6機がデルタ隊形で進入してきた。
そのまま城の上空を通過して岐阜基地へと帰って行った。
式典会場
会場では続いて来賓からの祝辞。
まずは石見 利勝・姫路市長より。
このあと兵庫県知事、文化庁長官、 ドイツ総領事館総領事が登壇していた。
姫路城大天守のオープンは明日から
ゆっくり式典や姫路城を楽しみたかったが、ドクターイエローの時刻が迫ってきたので離脱することに。
大手門は入場のみの一方通行となっていたため、出口指定の喜斎門を目指す。
途中で早咲きの河津桜と大天守が1フレームに収まる場所を見つけた。
今回はブルーインパルス目的でやってきたのだが、姫路城の美しい外観にすっかり魅せられてしまった。
しばらくは混雑が予想されているので、秋頃に再訪したいものだ。
合間に撮った姫路城の写真は別の記事でじっくりと紹介する予定。
もう一つの「T4」
ブルーインパルスで使われている機体は「T-4」。
偶然にも今日来たドクターイエローは「T4編成」だった。
続きを見る -> 姫路城とドクターイエロー