14系ゆとり長野配給とカシオペアクルーズ復路〜深谷花園温泉「花湯の森」
立派な駅舎の深谷駅
岡部に歩いて戻って1駅だけ乗り、深谷で下車。
ホームに降り立つと妙に立派な駅舎がすぐ目に入る。
東京駅の丸の内駅舎に用いられているレンガが深谷産ということで、東京駅に似せたデザインにしたそうだ。
1999年に行われた第三回の選定にて「関東の駅百選」に選ばれている。
せっかくなので温泉へ
岡部へ向かう途中になんとなく調べていたらところ、深谷からタクシーで10分ほどの距離に温泉があるのを見つけた。
深谷駅南口から出ている「くるリン」というバスでも行けそうだったので今回はそれを利用。
駅舎を撮ってから階段で南口のロータリーに下りたのだが、バス停らしきものが見当たらない。
反対側から乗るのかと思って北口に行ってみるも、目的の南部シャトル便の乗り場はない。
電車からの乗り換えで20分あったのが残り3分となって、慌てて改札で聞くと駅舎内のエレベーターを下りたところにバス乗り場があると言われた。
エレベーターがすぐ来るとは限らないので、さっきの階段を駆け下りて折り返す方向に進むとバスが停まっていた。
何も知らずに下りると建物の影になっていて見えない位置だった。
目立つ案内板もないのでこれは野良サインで補完してほしいところだ。
1扉タイプのポンチョ。
側面には深谷市のキャラクター「ふっかちゃん」が描かれている。
これに乗るのかと思いきやこれは西循環便のバスで、今回乗る南部シャトル便・武川駅南口行きはその奥のタウンエース。
前払い200円を払うと領収書をくれて、バスというかワゴンはすぐに発車した。
65〜70分に1本なので乗り損なうと厄介だ。(写真は深谷駅に戻ってきたときに撮影)
外見はワゴンだが、車内は手すりや停まりますボタンもあってバスっぽい。
バス停の案内表示はタブレット端末をそのまま使っていた。
運転席にも同じ表示のスマホ端末があって、普通のバスにあるような操作ボタンを押すことで画面が切り替わっていた。専用アプリなんだろうか。
15分弱で最寄りの「人見第2」というバス停に着いた。
深谷花園温泉「花湯の森」
バス停から徒歩5分ほどで温泉に到着。平成19年にオープンしたようだ。
車では関越自動車道の花園ICから約10分。
ホテルやゴルフのショートコースもある。
平日なので館内着とタオルセット付きで950円。
大浴場のほかに、ねころびの湯、露天風呂、桧風呂、壷湯と5種類のお湯が楽しめる。
夏だというのに7月に入ってからの日照時間が16時間程度と少なく、肌寒いくらいだったのでじっくり1時間ほど湯に浸かっていた。
実は東大宮操で撮影していたとき、飛び出していたクギに気付かず左の脇の下を思いっきり引っ掛けてしまった。
なんとなく違和感はあったものの、服を脱ぐと真っ赤に腫れて擦過傷になっていたのでちょうどいい療養になった。
お風呂の横には食事処もあったが、時間の都合で今回は諦めた。
誕生日月だったので、事前にwebクーポンを印刷していれば、温泉と3000円の懐石料理がセットで2800円になったようだ。
落ち着いた雰囲気で撮影の疲れも癒されたので、こっちのほうに来たときはまた寄りたい。
「くるリン」は一日乗車券だった…
「花湯の森」までは徒歩でも来られなくはなさそうだが、最寄りの秩父鉄道武川駅までは30分強、高崎線の深谷駅だと1時間弱かかる距離だ。
近隣の道路は車通りこそあるが、流しのタクシーは見かけなかったので、電車で来たときは「くるリン」の時間に合わせる必要がある。
帰りもまた「くるリン」に乗ったわけだが、行きと同じくバスなのに料金箱に運賃を入れると、運転士さんがわざわざ領収書を発行してくれた。
タクシーでもないのに変わってるなぁと思いつつ帰ったわけだが、家に戻ってからその理由がわかった。
ただの領収書ではなく一日乗車券だったのだ…。
なので帰りのバスでは新たに払う必要はなく、この領収書を見せればよかったようだ。
まぁ普段乗っているのは均一220円のバスばかりで、1回乗るのに200円取られるのは何とも思わないが、次に乗るときはちゃんと一日乗車券として使おう。